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ノルウェー便り その2 リレハンメル

1994年にオリンピックのあったノルウェーの都市・リレハンメル。


日本人にとっては、首都のオスロよりも有名な都市かもしれません。



前回お話したように、私のスーツケースはエストニアのタリンに残ってしまったので、結局スーツケースが届く翌日の昼までオスロで待つことになりました。


そして目指す街(Oと呼びます)へ向かったのでした。最終目的地の街(村かも?)Oとオスロの途中にあるのが、リレハンメルです。



到着した時にはすでに3時半過ぎていたので、美術館やオリンピック博物館は閉まりかけていました。でも、せっかくなのでオリンピック会場(スキージャンプ場)を見学しました。



下から見たとき、あまりにも垂直に高いので、決して登れないだろうと思ったのですが、ジャンプ場に並行に設定された階段の一段一段が低くて、ゆっくりゆっくり登っているうちに頂上へ到着しました。

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ひゃっほ!




スキージャンプ場って、ジャンパーにとっては垂直に降りる(落ちる)ようなかんじなんだな~って実感しました。もちろん今はノルウェーにとって初夏で雪はないのですが、この状況で雪が降って積もっているオリンピック会場を想像すると、ものすごく緊張感が高まる感じ。少しでも皆さんに伝わるかな?


周りにはプレス(新聞やテレビなど)や観客用の席などもあって、ここがたくさんの人が埋まったら、どうなるだろう…と思います。


私にとってオリンピック出場なんて、無縁の世界ですが、その場に居合わせるのも、どんなかんじなんでしょうね。


もちろん、オリンピックに出るからには、勝つこと、メダルをとることが目標。自分もそれを望む。そして、周りからそれを期待される。そういう状況の中で、ここから飛ぶ。


よく、オリンピックでの勝利は自分との戦いと例える人がいます。


周りからの期待、とは、つまりは自分にとってあれこれ言う「マインド」です。いくら顕在意識でそれに勝てたと思っても、潜在意識においてマインドの声が大きいと、身体はそれに反応して硬直したりもするでしょう。


シータヒーリングでワークするのはこの潜在意識のマインドのちょっかいです。でも、いまだに私は何か特定の状況下で緊張する癖が抜けません。時々、どういう思考パターンが潜在意識下に残ってるのかなって思います。


そして、オリンピックで、いつもより大きな成果を上げられる人というのも、どんなかんじかなって思います。


例えばそれがスキージャンパーなら、このジャンプ台から飛ぶことが、ただもう喜びという人なんでしょうか。


人生に例えたら、ホントもう、生きていることすべてが喜び、という人が、最高の成果を上げられるっていうことなんでしょうか。


それにしても、人生の成果って、なんなんでしょうか。


…さあね~と、今いる家に住む猫のミージンが言いました。

ノルウェージャンフォレストキャットなんでしょうか。とっても素晴らしいハンター(メス・12歳)です。雪の中に突入することも、鹿にいどむことも恐れない、ちょっとかっちょいいやつなのです。
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by athaneia | 2012-05-23 03:14 | 旅だより

今を生きる。もっと喜びの中に。もっと愛の中に。もっと自由の中に。希望と笑顔があふれだす今を。


by athaneia